


『RAUTER KAORU 展』画家 ラウター薫
2024/5/5~5/12 葉山芸術祭 参加企画 第2部
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今回は急遽予定を変更しまして、ラウターさんにご協力いただきました。ガイドブックをご覧になった方がいらっしゃった時、何も置いてないギャラリーでは、お客様に申し訳ないでしょう?とご自身の作品と、ドイツ人の陶芸家、STRAUBさんの作品、PAT RAUTERさんの作品を展示してくださいました。急なしつらえではありましたが、想像以上にまとまりのある美しい展示になりました。ご自身は、5/12から始まる美術文化展の準備と在館でお忙しいなか、予定を調整してAOにも在廊、ご自身のお知り合いやファンの方にたくさんお声掛けしてくださいました。
SPACE AOの周知には個展のたびにいつもお力をお貸しくださいますので感謝の気持ちでいっぱいです。今回、油絵の他にアクリルの作品、版画、水彩画、和紙のコラージュなどお一人の方の作品とは思えないラインナップでした。最近お始めになったインスタとFbで予定のお知らせはなさると思いますが、来年秋銀座で3人展の予定とのこと。楽しみにしてらしてください。
最後に、いつも展示を助けてくれる彫刻家/木工作家/修復家の久住朋子さんに心より感謝申し上げます。今回は作品も運びいれてくれました。
また、芸術祭のパンフレットのオンライン上の訂正にご尽力くださいました実行委員の皆さま、ありがとうございました。
5月12日 代表 東谷純子


『カラフルスケッチ展~ペンと透明水彩で描く葉山』
スケッチイラストレーター 関本紀美子
2024/26~5/4 葉山芸術祭 参加企画 第1部
昨年、葉山芸術祭のSPACE AOの企画、Maestria ITALIANA ~イタリアの匠に、お客様として、また作品の展示場所の候補としての下見を兼ねて来てくださった折、葉山のピスカリアさんへランチを食べに友人と三人で行きました。お料理が運ばれてくるとサラサラっとスケッチが出来上がり、スタッフの女の子も覗き込んでくれていい反応をしてくださって・・・そこから1年をかけて、3時間近く離れたご自宅から度々通ってたくさんのお店を訪れては愛情たっぷりに作品を仕上げてくださいました。関本さんの作品のファンは多く、そして遠方からもたくさんお越しくださいました。
インスタを拝見して来ましたとおっしゃる方も多かったです。
お教室の生徒さんたちにも大層慕われていらっしゃって、先輩方にも可愛がられていて、お人柄がよくわかる微笑ましい光景を毎日のように見せていただきました。優しく温もりを感じる作品はお部屋にもすんなり馴染むと思います。数名の方がご自分の家、お店のメニューを書いて欲しいとリクエストされていました。
今回は食べ物が中心でしたが、何気ない風景の切り取りも人気がありました。少し先の2回目にご期待くださいませ。
関本さんのお教室の情報などはインスタのプロフィール欄にあります、Colorful-sketch.jp にてご確認くださいませ。
5月12日 代表 東谷純子


『こんにちわ』Rmoo Solo Exhibition
2024/3/15~24
昨年、お問い合わせいただいてから個展の開催まで、短い時間で精力的に描き上げて合わせてきてくれました。食べることさえ忘れてしまうほどずっと描いていらっしゃるそうです。その時間が何ものにも代え難いのだと感じるそうです。葉山という土地の波動の高さ、加えて、SPACE AOの天井の高さが決め手となったそ
うですが、そこにはうつむきがちな人々に上を向いて絵をゆっくり見つめて欲しいというRmooさんの願いを込めたお考えが第一にありました。脳科学では、上を見る動作をするとポジティブな感情が起こりやすくなるという研究報告も上がっているそうです。
さらに1点1点メッセージが込められている作品はなるほど縁起が良さそうに思えてくる。個展前半はタイトルを隠して展示しました。先入観を持たずに見る人が見るままに見て欲しいとおっしゃったから。見る人によって全く解釈が異なって良いのだといいます。それはRmooさんのルーツでもある仏教的なところといえるかもしれません。最初に心で感じる、頭で考えずに心で見るということが当たり前の日常を送っていらっしゃるRmooさんのジャンルづけ出来ない独特の世界観。
ちなみに私は『(耳の中にある)何でも願いが叶うブーツ』という作品を持っています。さて、どんな絵を想像なさいますか?
4月某日 代表 東谷純子
『春の息吹~心通う三人展』
高宮 暉峰・佐々木 瑞幽・古川桃汀
2024/3/8~11


お三方ともお忙しいのと、高宮先生は東京ですが、佐々木先生は大阪古川先生は富山からの出張でしたので日程の調整が難しくAOとしては短い日程の開催になりました。短い日程にWSも詰め込みましたが、大変好評でした。
高宮先生と、打ち合わせをしていた時、私は文字の歴史のお話や書が持つエネルギーのお話に魅せられまして、書の展示だけでなくお客様に向けてトーク会ができないかと持ちかけたところ快く応じてくださいました。
話し合いの結果、筆跡診断というWSに落ち着き、様々な質問やお悩みにもお答えいただきました。計4日の日程の一部では葉山せた亭のランチセットをおつけして、ご参加の皆さま方は書道家を囲んで楽しい時間をお過ごしになりました。感想を聞きつけた方から早速リクエストが入り、個人セッションのご紹介をいたしました。昨今手書きの機会が少なくなり、そういえばどんな文字をお書きになるのか知らない方がたくさんいるわねという話になったり、文字として正しく書くばかりではなく、(留める、撥ねるなどetc)書きようによっては、意識改革がなされ、開運に繋がったり、人間関係の修復にも一役買うというのだから興味深いでしょう?さらにはその文字を日々眺めるだけでも変化が見られるとか。
恐るべし文字の力なのです。先生方は書道家としての活動の他に、様々な業種の方々と繋がることで、書道という枠をはずして書道の真の良さをお伝えすべく奔走中です。
SPACE AOでも恒例にさせていただけたらと思っております。
4月某日 代表 東谷純子
『ASSORT BOX』GROUP EXHIBITION
2023.12/15~17 12/22~24 2025.1/15~7

ほとんど共通項のない作家6名の作品の展示でしたが、ことのほか調和の取れた空間づくりができました。”いきものが棲む空想の世界を描いているアイハラハルノブさん” ”水性多色木版画の版画家伊藤類さん””ガラスならではの変幻自在の特性を活かしたガラスジュエリーon glass jeweiryさん””動物や子ども、顔のついた食べ物といったモチーフを題材にした作品を得意とするアーティスト佐藤紘子さん””発掘されたような時間を感じさせる独自のテクスチャーのシルバージュエリー、Jonaさん””異色の経歴の木工作家Yasuncさん、陶芸家や画家とのコラボ活動も多数”。
ギャラリー全体をASSORT BOXと想定しながら、作品を選ばせてもらう段階の工程は、とてもワクワクするものでした。作品一つ一つを贈り物として贈る側と受け取る側の立場を想像しつつ、ラッピングのデザインを作品ごとに設定しました。
また今回はテスト的に週の後半のみの営業を3週間という営業形態にしてみました。これについてはまだ統計不足ですのでもう少し検討させてください。
1月某日 代表 東谷純子


『ATELIERGK FIRENZE』美術製本展
2023.11/18~21
19世紀創業のフィレンツェ老舗製本業社6代目のラポ・ジャンニーニさんと、美術品修復家の桑田宝子さんの2人が2010年に創業。
サン・フレディアーノ通りに工房を構え、インテリアオブジェ、美術製本、美術品修復を主に手掛けているAGK。美術製本はデザインから制作完了までに数ヶ月から1年以上の時間をかけて丁寧に作られます。
今回はオックスフォード図書館主催の美術製本国際コンクールにて米国内巡回展展示作品に選ばれた、水の詩集の他は全てスペースアオの展示の為に作られたオリジナルでとても美しい芸術品でした。お越しくださった皆様からも一様に細部まで繊細に作り込まれていて素敵とのお言葉をいただきました。
この度は4日間という短い開催にご都合を合わせてお越しくださり誠にありがとうございました。そして、プリント紙を使用したアルバムや、革製のカードケース、手帳、トレイなどもカラーバリエーションも豊富にオーダーしました。
日本ではスペースアオでのみのお取り扱い、何度も言いますが完全オリジナルのデザインのものも置かせていただきました。
前回から楽しみにしてくださっていた方や、美術製本をなさってる方々で連日賑やかな展示となりました。1年後にまた開催してくれます、それまでに前もってオーダーをとらせていただくよう準備したいと思います。
12月某日 代表 東谷純子


